欧州自動車探訪

  

5月9日Mon
チェスターよりウェールズに入る。
バンゴーより山道を走ったり海沿いを走ったりしてアバーレアロンからグレコンを通りクリックカウエルのA40 道路沿いのB&Bに寄る。￡15
今回はこのB&Bが今までで一番良かった。
作りは古く、90年近く経っていて床もギシギシ音を立てており、天井も落ちてきそうな感じだがこれぞイギリス風であり、何よりも家庭的だ。
父PJ、母（忘れた）、学生の兄アンドリュー、妹7歳のカーラと犬を含めてみんなと話をした。
私の名前のムラマツマサユキと発音できないのでマシューという事になった。

夕食は近くのパブを紹介してくれたので行ってみた。
自家製パスタを注文。ポテトとサラダ付とあったがものすごい量のポテト（ポテトチップではない）は食べきれなかった。ビール一杯とで￡6.35

B&Bでは夜遅くまでイギリスのブランズハッチ、ドニントンパーク、モーガン工場を調べてくれてとても親切な家族です。
PJはゴルフが上手く大きな優勝カップも見せてくれた。
『２~3年後にまた寄りたい』などと親切な家族に適当な事を言ってしまった。
PJ家は来年リフォーム予定とのこと。イギリスでは90年経っても新築しないんです。壁のペイントなんかはお父さんの仕事です。

PJ家の写真なくてスミマセン。代りにBMWのイセッタ家

  

5月8日Sun
AYRエアのB&Bから近くの海に丸い島がポツンと浮いているようにあり、ハンバーガーのようだ。
アイルランドに一番近いストランラーまで行くとクラッシクカーの集まりがあり、２０台近く来ていた。
かなり古い車と思うがイギリス人の誇りのように大切に乗っている。
写真を撮らせてというと喜んでOKとポーズをとってくれる。
近くのマセラティ整備工場です。このような車も普通に見る光景です。





この海辺からアイルランドは見える距離ではないようでまったく見えなかった。
A75ルートよりモーターウェイM6に乗ってマンチェスターに行ってしまい少し戻るような形でリバプールまで行く。
ビートルズの出身地に、まさか自分が行けるとは思ってはいなかったので感動。
工業都市で都会であるが街に活気が無いように思える。
日曜日なので商店が休日だからかもしれないが多くの店が廃業しており、街の道路等にゴミ屑が他の街より多い。
街が寂れてしまったような感じで温かさが感じられない。
ビートルズの出身地リバプールだが残念な気持ちであった。
宿を探して走っているとB&Bが何件かある街がチェスターの手前にあり、キャピタルゲストハウス￡15に決定。
￡16のB&Bは断った。１ポンドでも安いほうがいいからね。  

５月７日Sat
インバネスのユースより南へ行くとネス湖がある。
ネス湖へと流れる川に橋が架かっているが大きな船が通るとき、橋は門のように動いて船を通す。その間、車は橋の手前で待たされることとなる。
道路が動く！！という感じでビックリです　(＠_＠;)

ネス湖の水は黒っぽくて２ｍ下は見えないくらい。手に取ってもわからないが湖全体が黒くて冷たそう。
こんなに黒く、深くて大きな湖だからネッシーいてもわからないが、いまだに昔のネッシー写真１枚を使っているのでウソっぽいね
こちらではLoch nessと言わないと通じません。Lake nessではありません。


途中に雪のある山が見えたので行ってみると下からロープウェイがあり乗ってみる。￡５
上は景色も良いが風が冷たーい。
さらに走っていくとバイクの大会が行われていた。
トライアル車だけどエンデューロとのこと。



時速100km位で山の中や雪のある山を走ること6日間！　
非常にハードなレースだがこれに50～60歳の人々が多数参加とのことでさらにビックリ！！
日本人のプライベーターも4人出場して3台完走！　バイクはレンタルしてもらっているとのこと。
プライベートでイギリスエンデューロにエントリーして頑張っている人たちです。


次に通った所がイギリスで一番の最高峰ベンネヴィス山1433ｍの山々を走るルートは今までで一番美しい景色であった。

途中にスイス人のバックパッカーをクラリンラリッパ近くまで乗せる。
スイスはもっと高い山々がたくさんあり、美しいとのこと。

今日の宿はＡＹＲエアのＢ＆Ｂ。海の近くで良いところ。￡13.5
夜9時過ぎまで走って見つかったので良かった。
明日はビートルズの故郷リバプールの予定




  

5月6日FRI
WICKより海岸沿いを走る。スコットランド特有の山々と湖が多く、水たまりの大きいのが多数ある感じ。
この辺は何もないが風景は最高です。
400KMほど走ってインバネスのユースホステルに泊まる。これが今までに一番安い！￡7.5　約1,200円
市内を散策中に日本人らしき女性に会った。名古屋から来て一人でイギリス、ドイツ、フランス他を廻って帰るとのこと。
2週間イギリスにホームステイしていて鉄道とバスで廻っている。テレビ愛知関係のADをしていたが退職してきたとのこと。
夕食を一緒にピザを食べて別れた。
ユースホステルでは6人部屋で鍵が無いので不用心ではあるが、多くの人がバックパッキングの人たちで気さくな人たちです。
ネス湖の近くなのでガイドブックが多くある。
イギリス全土がそうだが特にスコットランドは遊ぶようなところは無い。
多くの人たちはパブで飲んだりしているようだ。






  

５月５日Thu
今日も500kmほど走り、今は北端のWICKにいます。道沿いのB&Bは￡12と安く、近くのスーパーで食糧を買って夕食とした。
食品も色々なものが安く、鶏は一羽丸ごと茹でてあるもので￡80とかハイネケンビール４本で￡2.65約４００円と安く助かっています。
明日はジョンオグローツを通って最北端を回ってインバネスに宿泊の予定。
ジョンオグローツはイギリス本島の最北になる場所です。
この辺も肌寒く周りの景色も冬の感じ！　
こちらには田園がなく、山には木々が少なく草原になっている。
スコットランドの山々は木ではなく背の低い草みたいな木々が一面を覆っており、草原には羊がたくさんいます。
日本の田園風景の代わりに草原と羊って感じ






フィアットのサービス工場とパーツ店に寄った。
イギリスでもスナップオンツールは意外と多く、多くのサービス工場で使っている。
パーツ屋さんでFIAT　ティーポのワークショップマニュアルを買おうとしたが取り寄せとのことでやめた。ミラノから取るとのこと。
スコットランドをはじめイギリスは曇りの日が多く、特に北部のスコットランドは曇りのち雨が何度も繰り返す。
郊外をドライブ中にハイキング中の女性が本を読みながら歩いています！！
こちらは雨の中をワイパー使って走っているというのに・・・やまない雨は無い、気にするなって感じです。変なとこに感動！

スコットランドはウイスキーの本場だが今日はハイネケンする。
夜10：00なのに外は夕暮れって感じ  

5月4日Wed
今日はニューキャッスルからアバーディーンまで道を間違えたりもしたが500Km走行した。
ニューキャッスルもそうだが、アバーディーンも古くからのイギリスという作りの建物が多く写真を撮りたくなる。
イギリスにはそのような建物だらけでイギリス人には当たり前のようだ。
今日初めてイギリスのSnap-onディーラーと会った。
バンの中は日本と大差ないが価格はかなり安い。アライメントゲージが￡380というので欲しくなるが大きすぎた。
今日も二人のヒッチハイカーを乗せた。
シンガポールから来ており、ドイツ、イタリア、フランス等のヨーロッパを歩いているそうだ。すごい！
北緯57度線を越えて明日はネス湖に行く予定なので58度線も超える。
さすがに日が暮れる時間が遅く、９時半過ぎても夕焼け状態である。
レンタカーのメトロは小さいが500KM走っても疲れないのはさすがである。
食事は昨日買ったパンだけだったので夜はお腹すいた～
今日の宿はアバーディーン郊外のMrs.F.Goudrianで大きな犬が２匹いるB&B　￡15






  

5月3日Thu
今日はニューキャッスル北のMorpethに行く道沿いのB&Bに泊まる。バス、シャワーに朝食付き￡12
安い宿を見つけるのに大変だったので今日は野宿かな？と思ったりもしたが夜は寒そうなので見つかってよかった。
見つけたのがpm7時位であったがまだ明るい。
イギリスは9時過ぎないと暗くならないのでつい遅くまで走ってしまう。
今日通ったハンバーブリッジはすごく大きな川と橋で、曇り空もあってか橋の上から河口と河上が見えない位で、まるで海の中にあるようだ。
北に進むにつれて気温が下がるのがわかる。そして日が暮れるのも遅いようである。
2日後くらいにはネス湖につける予定です。
夕食を買いにスーパーへ行く。今日はパンとカップヌードルを買ったが日本と違い種類が少なくカステラ又は食パンのような物しかなく美味しくない。それに輪をかけたのがカップ麺だ、イギリス製でスパイスとケチャップが入っていていかにもという感じ。恐ろしくまずい！！
これから努力して美味しく頂けるように頑張りたい。


自動車屋もたまにはあるがディーラーがほとんどで、販売が主体でサービス部は小さい。

市内の線路下のガードに個人のパーツ屋や車屋があり、あのジョンバーナードやパトリックヘッドもここからスタートしたんだなと思い眺めていた。
この写真は間違って前日にも載せてしまいましたがイギリスの自動車文化を感じます。

  

5月2日Mon
朝レイセスターのB&BからA47を通りピーターボロウ→キングスリン→スケッグネスに行く。
レイセスター市内で車の故障車発見！　道を聞くついでに修理をする。車は三菱ミラージュで14年ほど乗っているとのこと。
5分ほどで終わったので良かった。イギリスで２台目。　
地図を書いてくれて親切な人でした。
キングスリンの道路でスケッグネスに行くという男性をヒッチハイクする。
いろんな話や道案内もしてくれて助かります。
スケッグネスは海沿いの観光地で多くの人がいます。
海は濁って赤い色をしていたが砂が赤土のような色なのでしかたない。
ここが日本名で北海の海と思うとすごい！　水を触ってみるがそんなに冷たくはない。
しかし風はすごく冷たく、１分もそのままではいられない程。
海岸をすごいトラック（軍用改）で観光客と乗って見物した。
砂浜の海岸を走るのみだから想像してください。
ここからクリムスビーに行き早めのB&Bとした。これが安い！
￡12は2,000円以下

気になっていたF1レースの新聞を見て、やはりと思ってがっかりした。
土曜日にはラッツェンが、昨日の日曜日にはセナが事故死した。
レースだから仕方ないと思うが残念です。  

5月1日　バーギンガムのB&B HomelaのMavisさん宅から車でシルバーストーンサーキットまで直行する。
初めてのシルバーストーンは田舎でした。
グランドスタンドといっても鉄パイプで組立ててあるだけでした。
駐車場も牧場という感じで順序よく止めていくだけ。舗装なんかしてません！
F3000やツーリンングカー等が練習に来ていました。
スタンドでドライバーの走りを見てもしょうがないのでピットを散策します。
ピットで野田英樹選手と話が出来た。彼も単身イギリスでF3000に参戦しているドライバーで強い意志を感じました。
イギリスでフォーミュラーのメカニックで仕事したいなと思う次第。
シルバーストーン入場料￡10　約1,630円。しかし遅く行けばタダで入場できる。
ピットのモニターでサンマリノGPのF1中継が見れました。
あとで分かったが今日は練習日ではなくレースでした。それほど観客は少なかったということ。
5時過ぎにサーキットを出てレスターに向かう。
B&B等の今日の宿を探すがなかなか見つからず時間掛かったがレスター市内のB&B　￡15は一番安い。
相変わらず夕食には困る、安くて美味しい店が少ない。



輝く走りで気になりましたヤン・マグネッセン選手です。母親とともにF3参戦中。


こちらは日本の野田英樹選手。イギリスだけでなくF3000でヨーロッパ転戦中。


  

4月30日
朝ヒースローエアポートまで行き、ABISレンタカーを予約。
そこからレンタカーターミナルに向かい、ローバーメトロ（日本名ローバー100通称114）をレンタルする。
乗ってみたいと思っていたので嬉しい。乗りやすいけど走らない！　1100ｃｃではこんなもんか・・

M40ハイウェイに乗って、バーギンガムで開催のクラシックカージャンブル（ジャンボリー）に入場￡8.5
このNEC会場の中も外もすごく広くて一日中見ていても飽きない。
いろいろな車やパーツがガレージセールのようにたくさんあって、欲しくなるのを我慢する必要があった。

会場でディンキークラシックの古橋氏と会うことが出来た。
今回のジャンボリーの会場や日程を、事前に教えてもらうことが出来たこと感謝します。
古橋氏はパーツをたくさん買ったようでコンテナで日本に送るそうだ。

今日の宿はこの会場より10分位のB&B Homeleaに決定。￡17　約2,800円
今日は土曜日なので公共機関や銀行が休みなので不便。
最近毎日ものすごい時間歩いているので足腰が痛いです。